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自虐風自慢する人の心理と対策

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私たちが日常会話やSNSでしばしば目にする「自虐風自慢」という言葉。

自分を卑下するように見せつつ、実は何かを誇っているというこの表現は、一見無害に思えるかもしれないが、聞き手や周りの人にとっては少々扱いが難しいこともある。

この記事では、「自虐風自慢」の具体例を挙げながら、その背後にある心理や、どう付き合うべきかについて考えてみた。


目次

自虐風自慢の具体例

まずは、実際にどのような場面で自虐風自慢が使われるか、いくつかの具体例を見てみよう。

1. 自撮りしたときの一言

「可愛くなりたい!」自撮りパシャ!

この発言には、「自分は可愛くない」という自虐が含まれているように見えるけど、実際には自分がしっかりと可愛く映り込んでおり、私可愛いでしょ!ということをアピール。

はいはい。可愛い可愛いってやつです。

2. 仕事の忙しさをアピールするときの一言

「最近、仕事が忙しすぎて休む暇もないんだよね。昨日も夜の12時まで会議だったし、来週は海外出張が3件も入ってるんだ。やれやれ。」

一見、忙しさを嘆いているように聞こえるが、同時に「夜遅くまで働いている」「海外出張がある」という点で、自分の仕事上での立場が重要であることや、海外出張という一種のステータスをほのめかしている。

これは典型的な「仕事ができる自分」をさりげなく誇示する例。

3. 恋愛に関する自虐風自慢

「私なんて、彼氏いないし。タイプじゃない人ばかりに言い寄られて困る」

「彼氏がいない」という一見ネガティブな内容が前半にあるが、後半には「言い寄られて困る」という自慢要素がしっかり含まれているのが透けて見える

これも「自虐風自慢」の典型的な例。


自虐風自慢の心理

なぜ人は「自虐風自慢」をするのだろう?背景には、いくつかの心理が考えられるので紹介しよう。

1. 自慢への抵抗感

多くの人は、あからさまな自慢を嫌がる。

ただの自慢話を話し始めると、反感を買ったり、嫌われたりする可能性があるからだ。

飲みの席の自慢話とか最悪。黙れ、◯ねと思うね実際。

そのため、あえて自分を低く評価するような言い方をしつつ、実際には自慢するという巧妙な手法を取ることになる。

2. 承認欲求

誰しも、他人から認められたいという欲求を持ってるはず。

いや、実際のところ俺も持ってる。承認欲求。

「自虐風自慢」は、この承認欲求の現れなんだと思う。

自分の努力や成功を、他者に評価してもらいたいという願望が根底にある。

けれど、それを控えめに表現することで、反感を避けつつも自慢したい気持ちを満たそうとするんだろう。

3. 安心感を得たい

自虐的な言葉を使うことで、相手に対して「自分は謙虚である」とアピールし、安心感を与える効果がある。

これによって、相手が「この人は本気で自慢しているわけではないんだ」と感じ、会話がスムーズに進みやすくなることもある。

自慢要素を入れる時点で、お察し…な訳だけど、大人同士の関係になると無碍にもできないから、本当に面倒。


自虐風自慢との上手な付き合い方

自虐風自慢をする人に対して、どのように接すれば良いんだろうか?

無意識にやっている人も多いので、あまり深く考えずに軽く流すのが基本だけれど、いくつかの対処法を紹介しよう。

1. 共感しつつ、適度に褒めて話題を変える

「へえ、すごいじゃん!でも確かに忙しいと大変だよね。」

といった形で、相手の自慢部分を肯定しつつ、同時に自虐的な部分にも共感を示す。

これにより、相手も満足しやすく、会話も円滑になる。

ある程度、相手を満足させたら、「そういえばさ」と話題を変えることを忘れずに。

2. あえて深く突っ込まずに話題を変える

自虐風自慢は、相手が無意識にやっている場合も多いので、あえて深く突っ込んでしまうと、相手を不快にさせることがある。

適度な距離感を保ちつつ、話を聞くにとどめておくのも一つの方法かもしれない。

微妙な間を作りながら、「そういえばさ」と話題を変えていこう。

3. 自分も軽く自虐を返す

相手が自虐風自慢をしてきた場合、自分も軽い自虐を返すことで、対等な立場で会話を続けることができる。

「私も前にそんな感じだったよ」とか「わかるわー、それ超大変だよね!」などと返すことで、会話のバランスを取りやすくなる。

ただ、会話をさらに発展させることにもつながるため、諸刃の剣だということを忘れずに。

人の自慢話は聞いてて疲れるので、「そういえばさ」と話題を変える方向に持っていきたい。


自虐風自慢する人の心理と対策まとめ

「自虐風自慢」は、日常の会話の中でよく見られる表現。

その背後には承認欲求や、周りとの関係をうまく保ちたいという心理が隠されている。

自慢することに抵抗がありながらも、自分の成果や努力をアピールしたいという気持ちは、誰にでも少なからずあるもの。

自虐風自慢に対しては、あまり深く考えずに適度に共感を示しながら接することが、円滑なコミュニケーションの鍵。

自虐風自慢にイラッとすることもあるかもしれない。
しかし、相手の気持ちを汲み取りつつ、上手に付き合っていくことが大人の嗜み。

話を聞くのが面倒くさくなったら、伝家の宝刀「そういえばさ」を繰り出し、話題を変えていこう。

それじゃ。あっちけいでした。

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